- 故人は親族も多くおり、地元町内会の方と懇意にお付き合いをしており近隣に友人も多くいたが、喪主は故人と離れて他県などで暮らしているため、地元町内会などのお付き合いはほとんど無く葬儀の勝手などが分からず、どなたを葬儀に呼んでいいかも分からない。
- 故人が地元から離れて住んでおり、地元で本葬を行うが居住地でも親しい方のみで葬儀をあげておきたい
- 葬儀の煩わしさに気を使わず、ゆっくりと故人とのお別れをしたい
- 葬儀にあまり費用がかけられない事情がある
- 小規模にするため「招かれない親族・故人と親しかった知人」が出てきてしまい、葬儀終了後に伝え聞いた、招かれなかった親族・友人・知人からは「なぜ知らせてくれなかった」と不満が出てきてしまう
- 事情を知らず後で伝え聞いた大勢の親族や知人の方が葬儀後にご自宅へご弔問にお見えになることになりかねない
本人の意思とおおよその予算、場所(自宅で行うのか、会館で行うのか)、参列者の範囲を出来るだけしっかりと決めておくことが大切です。
お招きできなかった親族、知人、自治会、職場には事前に家族葬として執り行う旨をきちんと説明しておくか、後日家族葬で葬儀を執り行ったことを忘れず報告することが大切です。「葬儀は、故人の遺志で家族葬として執り行います。ご会葬、ご香典は 辞退させて頂きますので、ご了承賜りますようお願い致します」ときちんと伝えておきましょう。また、ただ口頭で伝えるのでは納得していただけないケースも多いため、家族葬を選んだ理由やいきさつを書き記したメッセージを文書やカードにしておき、後日郵送するなどしておくことが大切です。
ほくせいでは定期的にセミナーや相談会を開催し、直接お客様とお顔を合わせた形でご相談を承っております。お葬式はほとんどの人にとって慣れないものです。特にご家族の方にとっては、精神的にも肉体的にも、大変負担のかかるものです。事前相談をしておくことで不安な気持ちを和らげておくことが後悔しない葬儀への近道です。
※これ以外にも諸事情で考えられることを想定した十分な配慮をしておくことが大切です。