気の知れた親しい方のみで執り行うため、会葬者に対する気遣いや、対応に追われる事がなく、ゆったりとしたお別れの時を故人と過ごせる事ができます。
親族の減少や近隣住居者とのお付き合いが希薄になってきている事や、高齢になり、知人を遠方から呼ぶことができないなどの理由から、大規模な葬儀を必要とされない場合に適した葬儀です。
故人が地元を離れて暮らしていた場合、亡くなった地でお世話になった方をお呼びして、親しい人だけで小さくお葬式を執り行う場合があります。(この場合は後日、地元で一般の参列者を招いた「一般葬」も行うことが多いようです。)
介護や病院の費用がかかったなどの事情で、お葬式にあまりお金をかけられない方も少なくありません。家族葬は小規模で執り行うため、葬儀のお料理や返礼品などのおもてなし費用や、葬儀の準備にかかる費用などを抑えられます。
故人が様々な理由から、家族葬をご希望される場合です。しっかり話し合い、ご家族が皆様納得した上で、故人の遺志を尊重した葬儀を行いましょう。